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暮坂峠から南条山まで往復



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平成14年11月30日(土)  メンバー 私だけ

南条山(点名:谷山) なんじょうやま 439.8m

 (山名は兵庫の山々 山頂の岩石より南条山とさせてもらいました。)



暮坂峠から北に登ろう

夢前町と香寺町を結ぶ県道80号線の峠、「暮坂峠」から北に行くと棚原山を越え、その北の峠まで行けそうだが、今日はその途中の城山(置塩城跡)の東にある南条山(点名:谷山)まで行ってきた。

8:49
家を出発。天気は曇り。予報だと午後からは悪くなるようだ。

9:15
暮坂峠に到着。車を2台ぐらい止められるスペースがあり、そこに止める。

暮坂峠

9:20
準備を終え、登山開始。

前に来た時、峠のお地蔵さんの祠の裏に上り口があることは確認してある。そこから登り始めると、階段状に整備されている。こんなところに登る人はほとんどいないのに不思議だ。上に何かあるのだろうか。

清掃工場の取り付け道路の擁壁ぎりぎりに残された、踏み跡を進んで行き、一登りすると最初の220のピークに到着。草が茂っているが、昔はここに何かあったような雰囲気がある。

220のピークの先の町界尾根からは、雑木林の中の道で落ち葉が積もり踏み跡は定かではないが、切り開きがあり快適に歩くことができる。また石杭が時々道の中央にあり道しるべになっている。この辺にはテープ類は見当たらない。また整備はあまりなされていないようで倒木が結構ある。

快適な尾根道

清掃工場を左に見ながら、町界尾根を登っていき、右に方向を変えるところから雑木の籔になる。かなり濃密な籔だが、この辺から最近付けられたように見える、赤紐のマーキングが現れて助けられたし、踏み跡自体は適当にはっきりしているのでどうにか通過することができた。

濃密な雑木籔

進路を北に戻し少し行くと、ようやく雑木籔から抜けられた。その先は落ち葉をザワザワ踏みながら快適な雑木の尾根歩きを楽しめた。353のピークの手前、町界尾根が90度曲がる地点には木札が下がっていて「前方:棚原山、後方:暮坂峠」の表示がしてある。

10:32
353のピークには大きな岩があり、簡単に登ることが出来る。登ってみると、天気が良くないので霞んではいたが、素晴らしい展望が広がっていた。この岩を展望岩と名前を付けたい。ここが今日の山行中最良の展望地だった。


展望岩から

353のピークから先も、それなりに良い尾根道が続き、テープ類・赤プラ杭もあるので迷うことは無いだろう。

390のピーク(地形図「姫路北部」の上端)への登りは結構急で、少しだけ迷いそうになるところもあったが、冷静に周囲を観察すると、必ず赤紐が見える所にあった。390のピークに着くと西側にも赤杭があり、どこに行けるのかなと5分ほど行ってみたが、その先にも杭と切り開きは続いていて、もしかすると下界に下りられるのかもしれない。



南条山頂上は何処

11:40
南条山の南の410のピークに到着。ここには朽ち果てた測量用の紅白の丸棒があり、南条山頂上に着いたものとばかり思い、懸命に三角点を探すも付近には見当たらなかった。城山も近くに見えるしここを南条山だと思い、昼食をとる。

しかし、あの大きな二等三角点が見つからない訳はないし、北に見えるピークの形が地形図の南条山に似ているし、このピークから城山に続く尾根はないし。アレッここは南条山じゃない、北に見えるのが南条山だと気付いた。

12:22
南条山頂上目指し、出発する。ここまでは結構良い道が続いていたが、笹薮や雑木の薄い籔(イバラ混じり)が南条山の近くまで続いていた。

笹薮

南条山頂上近くで西に向きを変え、尾根伝いに行けるのだが、間違って尾根の南側の暗い植林の中を行くと不思議なものがあった。岩に四角な縦穴を開けた井戸みたいなもので、水が溜まっている。自然に出来たものでは無いような気がする。

南条山頂上南の井戸?

12:33
南条山頂上に到着。大きな二等三角点はあるし、大柿さんのプレート(今年の2月に暮坂峠から来て、棚原山経由で八葉寺に下りたようだ。しかし、あの籔でどうやってMTBを通したのだろうか)は下がっているし、今度こそ間違いは無いようだ。しかし展望はあまり良くなく、西側の城山がよく見えるだけだ。ただし霞んでいなかったら違って見えるかもしれないが。

南条山頂上

南条山からの展望



下山はすんなり

12:55
写真を撮り、南条山頂上を後にする。頂上から東に進むと「暮坂峠から丁度2時間 西:三角点経由城山、東:棚原山」の木札があった。登ってくるときは見なかったので、西に戻り、尾根から南の暗い植林に下りて、来た道を引き返す。南に曲がる所で尾根に登る道があり赤紐もあったが、登るときは見つけ損なったようだ。

14:32
暮坂峠の北のピークまで戻る。藪の中で背中や首筋に入った枯葉や枯れ枝を取るため、服を脱いで見ると沢山出てきた。幸いダニには取り付かれなかったようだ。10分後下山再開。

14:47
車に戻る。

14:50
家路につく。

15:18
家に帰着。総走行距離25km。

天気は今ひとつだったが、落ち葉の積もった雑木林の尾根歩き、籔漕ぎを堪能した山行だった。



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